のんびり気ままにブログ

日々の出来事やクラシック音楽、写真などの趣味についての気ままなブログです。

名古屋市市政資料館を訪ねて

先日、名古屋市市政資料館を訪ねました。

もう十年以上は来ていないでしょうか。しかし、その見事な外観に惹かれて久々に訪ねてみたくなったのです。

重要文化財にも指定されているネオ・バロック様式の建物は、大正時代のレトロな空気を伝える貴重なものです。

玄関を入ってまず惹かれるのが、美しいステンドグラスと正面階段。
息を呑むような静謐な空間が広がっています。
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文明開化の息づく建物の味わいにしばし酔い痴れ、展示を見る前に少し歩き回ってみることにしました。

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電燈一つとっても気品があっていいものです。

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吹き抜けの開放感と天井から取り入れている自然光・・・・・・。薄暗さがハイカラな時代独特の雰囲気を生み出します。
洋風の建物なのにどこか和を感じてしまうのは不思議です。

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薄暗い廊下を行くと、窓からドーム屋根を望めました。時間を掛けてゆっくり歩いてみたいです。

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市政資料館という名の通り、名古屋市の市政のあゆみの展示は勿論、旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎ということで、裁判関係の資料や展示もあります。

展示室は撮影禁止のためここで紹介できないのが残念ですが、
懐かしいデザイン博のポスターや名古屋城の戦前の姿を写したカラー写真の絵葉書など見所は多かったです。

特に名古屋城のカラー写真は初めて見たので感動一入でした。よくぞ在りし日の名古屋城をカラーで収めたものがあったものです。

やはり木造の名古屋城は屋根も黒く、屋根の三角形は茶色でさすがは国宝に指定されていただけはあります。

本丸御殿も「昔は本当にあったんだ」という当たり前の事実を率直に伝えてくれるものでした。
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市役所、県庁、名古屋城・・・・・・。古きよき名古屋の見所が集中する場所に、この市政資料館もあります。
高層ビルや自動車で溢れ返っている栄からちょっと離れて、のんびりこの一帯をそぞろ歩きしてみるのもよいのではないでしょうか。
  1. 2006/12/19(火) 23:18:21|
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今年の紅葉撮り総決算!

先週、風邪を引いてしまい2日くらい寝込んでしまいました。
今週末もお天気は悪く、風邪も完全に治っていないので、相変わらず出掛けられません。

もう紅葉も終わってしまいましたので、今回は「今年の紅葉撮り総決算」です。

11月も最終週というのにまだ紅葉が見られたのが犬山寂光院です。
残念ながらこの日は撮影目的の参拝ではありませんでしたので撮れた写真はわずかです。

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■逆光に輝く紅葉は素晴らしい。石畳の階段を相当登らねば辿りつけないが、その先には一見の価値のある光景がある。

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■この時期に見られる紅葉にしては素晴らしかったが、やはり11月下旬ではやや遅かったようだ。

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■森の暗闇に浮かび上がる紅葉。参道を登ってゆく途中にも、心惹かれる光景が眠っている。昼下がり、わずかな晴れ間の太陽が与えてくれた晩秋の輝きである。

所変わって、こちらは別のお寺のリバーサル撮りを敢行した折、とある公園で撮った一枚。
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■曇りの天気が強いコントラストを作らないせいか全体的に冷たくて暗い印象がでている。

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こんな具合で私の今年の紅葉撮りは終わりました。
今年は要領が分からず、目の前に美しい光景があっても、乱立する色づいた木々をどう写真に収めるか、悩むことが多くありました。
露出もデジタルでプレビューを繰り返しながら確認する状態です。
来年は構図と露出をもう少し上達させてリバーサルフィルムでも臨みたいものです。

※写真はいずれも「SONY α100」+「DT 18-70mm F3.5-F5.6」で撮影。
  1. 2006/12/16(土) 18:50:29|
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再挑戦!お寺の紅葉

このところ天候がよくありません。曇りがちな日が多く寒さが身に染みます。

さて、紅葉も終わりの頃、偶然通りかかったお寺の紅葉に感動し、もう一度撮りに来ることを誓ったという話は別の記事(11月27日)で書きましたが、その続きです。

あれから2日後、天気予報では曇りか雨だったのですが、朝見ると何とか外出できそうな曇り空でした。

そこで、冷蔵庫で眠っていたベルビアを急いで取り出し、緊張と興奮で手を震わせながらF80に装填、早速出発しました。
リバーサルフィルムを使うのは初めてだったので、サブ機としてα100もお供です。

お寺に着いてみると、落葉はしていませんでしたが、やはり曇天の午前中ということで光線状態が前とはかなり違っていました。つまり逆光の輝く紅葉を撮ることはできませんでした(ちなみに2日しか経っていないのに紅葉の葉は一気に赤くなっていました)。

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■「α100」+「DT 18-70mm F3.5-F5.6」
1/50秒、F5、ISO250、焦点距離30mm(35mm換算で45mm)

α100で数枚撮った後、F80で撮影しました。
お寺は数こそ少なかれど、今がまさに真っ盛りといった紅葉の美しさでした(お天気がよければ最高だったんですが)。

というわけで満足な一日だったのですが、慣れないF80だったので測光設定を間違えていたことに気付き、残念でした。
Nikon機はどうやらシャッターボタン半押しでも露出は固定されないようで、シャッターを切る寸前まで変化し続けるようです。これに対し、α100はシャッター半押しで露出もロックされてしまいます。また、F80にはAELロックボタン押し時のみスポット測光という機能がないのも留意すべき点でした。


先日、ようやく現像が終わりましたが、露出は思ったよりは大丈夫でした(一コマは真っ黒でしたが)。
むしろ構図と被写界深度が滅茶苦茶で改めて自分の腕の無さに落胆しました。

「50mmF1.8」の明るさ(絞り)を使いこなすにはまだまだ時間が掛かりそうです。

【参考】
これは同じ場所を2日前の午後に撮影したもの。
光線状態で撮れる写真が全く違います。昼下がりの逆光でコントラストが大きく、手前の門が黒くなるのを防ぐため、ストロボをスローシンクロモードで焚いています。コンパクト機はストロボ同調速度が凄い!
DSCF0476.jpg
■「FinePix F10」
1/420秒、F2.8、ISO200、ストロボ強制発光スローシンクロ
  1. 2006/12/07(木) 17:31:39|
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11月30日、スクロヴァチェフスキ指揮ザールブリュッケン放送交響楽団演奏会

一昨日は私にとって久々に行った演奏会でした。
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキとザールブリュッケン放送交響楽団の来日演奏会(名古屋)です。
曲目はベートーヴェンの交響曲第5番・6番でした。
まずはその感想からです。

1.感想
・田園交響曲
ゆったりとした第一楽章からすっかり心地よくなりました。
この第一楽章は静かだという印象がありましたが、一昨日の演奏会ではかなり音量がありダイナミックでした。緩やかで音量充分な弦は素晴らしく心地よかったです。私自身ゆったりとしたテンポに、いつの間にか呼吸が深く呼応しているのを感じました。

・運命交響曲
カラヤン並みの速いテンポでした。第一楽章、加速しながら奏された有名な第一主題は差し迫る運命という感じがしました。第三楽章から第四楽章への切り替わりは何度聴いても感動してしまいます。ティンパニのバチが落とされ、一音一音が紡ぎ出していた不安げな雰囲気が、明るい方向へ揺らぎ始め、やがて長調に転じて高らかなファンファーレとなるあの緊張と興奮です。一昨日の演奏でも感動してしまいました。

大盛況でしたが、結局スクロヴァチェフスキ氏はアンコール曲をやりませんでした。最後はコンサートマスターを引っ張って退場するユーモアを見せていました。最近はアンコールが当たり前の時代にあって、なしというのは好感が持てます。メインの演奏に集中して披露する定期演奏会のような意気込みが感じられました。
そういえば、今回は多数のマイクが立ててありましたのでもしかしたら放送用かCD用に録音していたのではないかと思います。この熱気が伝わるCDが発売されることを期待しています。

2.発見
今回はドイツのオーケストラと言うことで、見るからにドイツらしさがありました。団員には女性が多く、髪の毛の長い人もいたり、白い髭の彫刻のような男性がいたりしました。
アメリカのボルトンさんか指揮者のピエール・モントゥーを思わせるような風貌のコンサートマスターと第2ヴァイオリンのドヴォルザーク風の人が対峙して、その感情の入れ具合と動きの派手さの競演を観察するのも面白いです。美しい白髪の揺れ具合と弦裁き、上体の感情表出は壮観です。
あんなに二人ががんばっているのに、後ろの方の人は元気がなく、淡々と弾いているのが不思議です。無論手抜きと言うわけではなく各パートの長を引き立てるための配慮でしょうが。

3.演奏会の良さ
やはり演奏会でのよさの一つは視覚的な楽しみ方ができるところだと感じました。といっても、コンサートマスターと第2ヴァイオリンの主席の白髭の立派さを比較して楽しむのがメインではなく、音楽的な楽しみの方がメインです。

各パートがどのような移ろいしているのか私のような素人には耳で判断するには難しいのですが、目で追うと、例えば、ヴィオラ→第二ヴァイオリン→第一ヴァイオリン→木管と音が移っていくのがわかりおもしろいです。また、右から左から広がりを持って各パートの音が聞こえてきますが、この3次元の方向性と広がりはとてもCDでは味わえぬ醍醐味です。

4.コンサート迷惑人
やはり今回も居ました。とはいっても今回は携帯電話を鳴らす人ではありません。写真撮影です。私が確認しただけでも3人の人がフラッシュを焚いていました。中でも非常識極まりない1人が、指揮者登場前に2,3回、演奏終了後に1回やっていました(最後の1回でようやく係員が止めに入る始末)。一回は丁度田園交響曲の始まる前だったので、私自身非常に不愉快な思いをしました。演奏者にも悪影響を与えかねない行為です。ちゃんとルールは守って欲しいです。

また、演奏後の静寂を破る拍手競争は今回も発生し、一番乗りをした者のせいで田園の余韻はありませんでした。近年これはもうどうしようもありません。ここ数年、このように静かに終わる曲で余韻に浸れたことは一度もないのが残念です。

5.スクロヴァチェフスキ氏
田園交響曲の第一楽章でも指揮棒を縦に激しく振ったり、演奏中にうなり声を上げるなど熱のこもった指揮ぶりでした。ご高齢でもお元気そうです。
誰も居ない指揮台を見ると、2,3年前は岩城さんが立って読売日響を振っていたなと急に偲ばれ、少し寂しくなりました。
スクロヴァチェフスキさんにも長く活動を続けて欲しいです。
  1. 2006/12/01(金) 21:01:33|
  2. 音楽|
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